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ブラジルの“再調査”問題、金曜日に決定する事項はペナルティではない?ハミルトンとフェルスタッペンの反応は?

2021年11月19日(金)11:24 am

FIA(国際自動車連盟)は木曜日の午後5時、先週末のサンパウロGPのターン4でのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の件について聴聞会を行い、フェルスタッペンにペナルティを科さなかった判断を再検討するかどうかについては、カタールGPの金曜日に決定すると発表した。

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レッドブルとメルセデスの代表は、メルセデスが『審査権』を行使したことを受けて、ロサイル・インターナショナル・サーキットでスチュワードと面会。その後スチュワードは「現在、この問題を検討している」との声明を発表し、11月19日(金)に決定すると夜に発表した。

■検討事項とは?

なお、スチュワードが現在「検討している」問題とは、レースディレクターのマイケル・マシから照会を受けた後にフェルスタッペンの動きを調査しなかった最初の決定について、「見直しを認める理由があるかどうか」についてのみ言及しており、フェルスタッペンのドライビング操作そのものについての裁定ではないことは重要な注意事項となっている。

もしスチュワードが「再調査のための十分な新証拠がある」と認めれば、インテルラゴスの48周目にフェルスタッペンがハミルトンをブロックした行為に対して、遡ってペナルティが課せられる可能性がある。

■ハミルトンは「チームを支持」も・・・力を注いでいない

ブラジルで優勝したハミルトンはチームの選択を「全面的に支持する」と述べているが、F1初開催のカタールに集中するため、「再調査権」について「エネルギーを注いでいない」と認めた。

■フェルスタッペン「フェアだった」

一方、フェルスタッペンは、この件について気にしていない様子で、次のようにメディアに語った。

「(審査が)起こるとは思っていないよ。チャンピオンシップを争っている2人の間では、フェアでハードなレースだと思っていたし、簡単にパスすることはできなかっただろうしね。だって、僕はそういうタイプではないし、タイトル争いをしている時には、そうあるべきではないと思うからね」

チャンピオンシップリーダーのフェルスタッペンは現在、ハミルトンに14ポイントの差をつけており、残りは3レースとなっている。

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