今季も残すところ4戦となったF1第19戦サンパウロGP(ブラジル、インテルラゴス・サーキット)の2日目、スプリント予選のハイライト動画が公開された。
●【F1第19戦サンパウロGP】スプリント予選のタイム結果、周回数、獲得ポイント
決勝レースの3分の1である24周、約100kmのレース形式で行われたスプリント予選をトップでチェッカーを受け、ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。
■スプリント予選前、2つの重大なペナルティが発表
1つはフェルスタッペンに対する約650万円の罰金。これは金曜日予選直後、パルクフェルメにもかかわらず、マシンを降りたフェルスタッペンが「いつものように」自らのマシンとハミルトンのマシンのDRSに見て・触れたためだ。パルクフェルメ下では、マシンをチェックしたり、触れることなどは一切許されていない。
もう1つはハミルトンのDRS違反に対する金曜日予選の失格だ。DRS作動時のリアウイングの上下間が規定以上に空いていたため、速さを得ていた可能性が高いということで、通常の技術違反で適用される予選失格となった。これにより、ハミルトンはスプリント予選を1番グリッドからではなく最後尾からスタートすることになった。
■フェルスタッペンとハミルトンの走り
1番グリッドのフェルスタッペンはミディアムタイヤでスタート。しかし2番グリッドのボッタスはソフトタイヤでスタートすると、ターン1をトップに立ち、そのまま逃げ切った。
最後尾20番グリッドからスタートしたハミルトンはミディアムタイヤでスタートしたが、次々と華麗なオーバーテイクショーを続け、終わってみれば15人抜きの5番手でフィニッシュした。
ルーキーの角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)と、F1最終年のホンダ勢の結果は以下のとおり。
■レッドブル・ホンダ
2番手 マックス・フェルスタッペン
4番手 セルジオ・ペレス
■アルファタウリ・ホンダ
8番手 ピエール・ガスリー
15番手 角田裕毅