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【ホンダF1】田辺TD「短時間での最適化は順調に進んだ」/F1サンパウロGP予選

2021年11月13日(土)8:44 am

今季も残すところ4戦となったF1第19戦サンパウロGP(ブラジル、インテルラゴス・サーキット)で金曜日の予選が行われ、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。

●【F1第19戦サンパウロGP】金曜日予選のタイム差、周回数

■短時間での最適化は順調に進んだ

「走行初日となった本日の金曜日には、FP1に続いて早速予選が行われました。その予選では、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が2番手、ペレス選手が4番手、さらにはスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手が5番手と、トップ5にHonda勢の3台が入る結果となりました」

「角田選手は残念ながら13番手でQ2敗退となってしまいましたが、ここインテルラゴス・サーキットでの初走行となったFP1、その後の予選でもいいペースを見せていたので、明日のスプリント予選を上手く使って、日曜の本番レースにつなげられればと思います」

「予選開始時からはパルクフェルメルールが適用されますので、1時間のFP1走行終了から予選までの2時間半の間に走行データを解析し、車体側・PU側ともに課題を潰し込んでベストな状態にすることが求められます」

「通常のレースウイークと比べて短い時間で最適化を進めるという点で、エンジニアにとっても非常に忙しい一日になりましたが、同様のフォーマットで行われたイギリスGP、イタリアGPからの学びもあり、プロセス自体は順調に進めることができました」

「明日のスプリント予選、そして日曜のレースでは、両チームそれぞれのライバルとは僅差の戦いになるはずです。今週もチームとともに各セッションに最善を尽くして臨みます」

●【予選動画】新PUのハミルトンがフェルスタッペンに0.4秒差!角田裕毅は13番手/F1サンパウロGP

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