F1第18戦メキシコGP(エルマノス・ロドリゲス・サーキット)予選を終えたホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように語った。
●【F1第18戦メキシコGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
「今日のメキシコGP予選は、Honda勢の4台がQ3に進出し、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と揃ってセカンドローを獲得しました」
「FP3までと比較して、ライバルが予選で大きくタイムアップをしてきたことや、2台ともにQ3最後のアタックでクリーンなラップを走れなかったことにより、やや難 しいセッションになったとも思っています」
「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、昨日から調子のよさを見せており、今日の予選でもトップの2チームに次ぐ5番手と、いいポジションを得ることができています」
「PU交換のペナルティーによりグリッド降格が決まっている角田選手は、同様にペナルティーを受ける他のマシンよりも前でスタートすべく予選を戦い、3戦連続でQ3に進出して9番手のポジションを確保しました。マシンのペースはよいので、明日のレースでは多くのオーバーテイクが見られることを期待しています」
「このコースは1ラップの距離が短く、レースは71ラップとタフな戦いになりますが、Honda PUを搭載した4台のマシンがレースを最後まで全力で走り抜けるよう、準備を進めます」