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「マックスがレッドブルでF1キャリアを終えられたら素晴らしい」と父親のヨス・フェルスタッペン

2021年11月01日(月)19:24 pm

マックス・フェルスタッペンはレッドブルからほかのチームへ移籍することなくF1キャリアを終えることになるかもしれない。

そう示唆したのはマックスの父親であり、マネジメントチームの一員でもあるヨス・フェルスタッペンだ。

レッドブルと育成ドライバー契約を結び、2015年にセカンドチームのトロロッソ(現アルファタウリ)でF1デビューを飾ったフェルスタッペンは、2016年の第5戦スペインGPからレッドブルに昇格している。

その後レッドブルの事実上のナンバー1ドライバーとなったフェルスタッペンは、現在2023年まで有効な契約を結んでいる。だが、その中にはチームのパフォーマンスに関わる契約解除条項が盛り込まれていると考えられている。

今季はF1活動最後の年となるホンダエンジンを搭載したレッドブルF1マシンで現チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)と大接戦を演じているフェルスタッペンだが、2022年にはF1技術レギュレーションが大きく変わることもあり、レッドブルが来季以降もタイトル争いができるかどうかはまだ分からないというのが本当のところだ。

もしも2022年以降レッドブルのF1マシンがタイトルを争うに十分なものでなければ、フェルスタッペンがほかのチームへ移籍することを考える可能性もゼロではないだろう。

しかし、自身も元F1ドライバーであるヨスは、レッドブルと息子マックスの関係はこれからもずっと続いていくだろうと示唆している。

「我々には共通点があることが分かっている」

母国オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌にそう語った49歳のヨスは次のように続けた。

「レッドブルは完全に独立したチームであることを望んでおり、それはF1において最も素晴らしいことだよ」

「それに、彼らはマックスがどれほど優れているかも知っている。メルセデスはまだそれが分かっていない。そして、それはいいことかもしれないね」

「ここでスタートして、成功し、最終的にここでやめることができたら、どんなにいいことだろう。ぜひそうしたいね。彼が勝てるクルマを手にしている限りはね」

「我々はしっくりいっているし、楽しく過ごすことができているよ」

ヨスは、自分の力ではどうにもならない「挫折」さえなければ、息子がハミルトンを抑えて2021年のタイトルを獲得するはずだと考えている。

「マックスがいなければ、今頃はルイスがもうF1チャンピオンになっていただろう」

そう語ったヨスは次のように付け加えた。

「正直に言って、マックスはマシンの力を最大限に引き出している。それこそが彼の魅力だし、人々もそれを見たいと思っているんだ」

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