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「エクレストンが怪我を負ったニューウェイをサポートしてくれた」とレッドブル首脳

2021年10月21日(木)19:00 pm

元F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、自転車事故で負傷したエイドリアン・ニューウェイ(レッドブル/チーフテクニカルオフィサー)が早期に現場復帰できるよう、裏で尽力していたようだ。

最近、天才F1マシン設計者とも称されるニューウェイが、サイクリング中の事故に遭い、複数回の手術が必要な大怪我を負ったことで、いくつかのF1レースに帯同することができなくなっていたという事実が明らかとなった。

ニューウェイは、2週間前に行われた前戦トルコGPで現場復帰を果たしたものの、その時点ではレッドブルは明らかにライバルのメルセデスに差をつけられていた。

ニューウェイの事故や、それによる不在期間があったことについて質問されたレッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は『f1-insider.com』に次のように答えた。

「本当に大変だったよ」

「エイドリアンは何か所も骨折し、頭にも怪我をしていた。幸いなことに、バーニー・エクレストンがたまたま同じ時期に(事故があった)クロアチアに来ていたんだ」

「バーニーはクロアチアの当局関係者たちと親しいんだ」

「彼はエイドリアンがすぐに最高の治療を受けられるように動いてくれ、イギリスへの輸送も手配してくれたよ」

だが、ニューウェイが現場復帰したとは言え、現在明らかにレッドブル・ホンダをしのぐパフォーマンスを見せているメルセデスに対抗できるだけの手が打てるとは考えにくいのが現実だろう。

「我々はすぐに強化しなければならない。そうでなければ我々は困難に陥るだろう」

そう認めたマルコは次のように続け、今季残りの6レースでは苦しい戦いを強いられるだろうと示唆している。

「理論的には、我々にアドバンテージがあるのは標高が高いメキシコ(第18戦/11月7日決勝)とサンパウロ(第19戦/11月14日決勝)だけだ。我々にはそこで空力的にうまく機能するクルマもある」

「しかし、そのほかの4つのサーキットでは、我々は門外漢だよ」

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