NEXT...F1開催スケジュール

メルセデスF1、スリックタイヤは無理、ペレスやルクレールにも負ける・・・ハミルトンのピットインは「戦略ツールで判断」/F1トルコGP

2021年10月11日(月)4:18 am

F1トルコGP(イスタンブール・パーク)決勝レースを優勝と5位という結果で終えたメルセデス。トラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンはレース中の状況を次のように振り返った。

●【2021年F1第16戦トルコGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数

■ボッタスは最後のファステスト・ラップで力を示した

「今日のウエット・コンディションでのバルテリ(ボッタス)の走りは見事なものだった。最初から最後までレースをコントロールし、最後のファステスト・ラップでは、バルテリがいかに多くのものを蓄えていたかを示していた。唯一、厄介だったのは、マックス(フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ)をカバーするためにシャルル(ルクレール/フェラーリ)にリードを譲ったことだが、これはすぐに取り返した」

■戦略ツールで判断

「DRSの助けがなかったことを考えれば、ルイス(ハミルトン)のほうが忙しい午後だったと言えるだろう。(11番スタートから)彼は5位まで上がり、もう少しで4位になるところだった」

「あの時点でほとんどのマシンがピットストップしていたが、最後まで走りきるか、ドライタイヤに移行するかのチャンスを狙って、ルイスを残すことにした。その後、スリックタイヤでは無理だということがわかってきて、我々の戦略ツールによると、このままではペレスやルクレールに負けてしまうということがわかったので、損失を減らすために新品のインターミディエイトへ履きなおしたんだ」

●【ランキング表】フェルスタッペンがリーダー返り咲き!F1トルコGP終了後のF1世界選手権ポイントランキング

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック