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フェルスタッペン「今年のF1選手権を2位で終えてもそれで人生が変わるわけじゃない」

2021年10月08日(金)18:18 pm

2021年のF1もあと7レースを残すところまできているが、今年は非常に緊迫したタイトル争いが展開されている。

現在ランキングトップに立っているのは現チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)だが、2番手につけているマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)との差はわずか2ポイントしかない。

この厳しい戦いを勝ち抜くには、F1マシンやエンジンの信頼性が大きなカギを握ることになるのはもちろん、ドライバーの心理面も非常に重要になってくるだろう。

こうした中、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、ハミルトンはほかにも「多くの興味」を持っており、レースの間に気分転換をすることもできることから精神的なプレッシャーを抱えることはないだろうと語り、次のように付け加えた。

「それはプレッシャーを無視するということではないよ。プレッシャーはあるんだからね。そうではなく、それは状況を受け入れる能力なんだ。自分にできるのは最善の方法で準備を整えることだけだし、あとはなるようになるということさ」

一方、フェルスタッペンの方も初のF1タイトル獲得に向けて大きなプレッシャーを抱えているはずだが、自分自身はそのことをあまり重く考えてはいないと主張している。

2021年シーズンが終わったときに1位だろうが2位だろうがそれで「自分の人生が変わるわけではない」とイスタンブールで語ったフェルスタッペンは、母国オランダのメディアに次のように続けた。

「もし2位で終わったとしても、それでも僕たちは素晴らしいシーズンを送ることができたと思うよ」

「僕は自分の仕事を楽しんでいるし、それもすごく重要なことだと思っているんだ。だから、本当にそのことはあまり気にしていないんだ」

2005年と2006年のF1チャンピオンであり、現在はアルピーヌで戦っているフェルナンド・アロンソは、このフェルスタッペンのコメントに嘘はないと考えているようだ。

「プレッシャーへの対処法は人それぞれだよ」

そう語った40歳のアロンソは次のように付け加えた。

「だけど、マックスにとってはあまり大変なことではないようだね」

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