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元F1ドライバー含めたF1関係者が現旧35首脳とともに租税回避「パンドラ文書」に名を連ねる

2021年10月05日(火)23:14 pm

世界の富裕層の間で行われているオフショアでの税金対策について、F1関係者が新たなリーク情報に関与していることが明らかになった。

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「パンドラ文書」と呼ばれるこの文書は、オフショアの財務データのリークとしては過去最大のものであると言われており、カナダの報道機関によると、アストンマーティンのチームオーナーで大富豪のローレンス・ストロールが関与していることを明らかにした。

カナダの公共放送『CBC』と『トロント・スター紙』は、ストロールが英領ヴァージン諸島の会社「スーパーウィット」に15%の株式を保有していると主張しているようだ。

スーパーウィット社は、ポロ・トラストと呼ばれるストロール家の信託を通じて運営されていると言われているが、この信託はさらに別のタックスヘイブンであるリヒテンシュタインに登録されているという。

■ジャック・ビルヌーブやブリアトーレ、バーニー・エクレストンも

また、国際調査報道ジャーナリスト連合に流出し、世界中の何百ものジャーナリストや機関と共有された1190万件以上もの文書の中には、1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ビルヌーブの名前もあるという。

フランス系カナダ人のビルヌーブは、現在イタリアのテレビ番組のコメンテーターとして活躍しているが、税金を最小限に抑えるために、給与やスポンサーシップをオフショアのタックスヘイブンに流していたと言われている。

一方、スペインの放送局『La Sexta』と『El Pais』紙は、ルノーF1の元ボスであるフラビオ・ブリアトーレと元F1最高責任者であるバーニー・エクレストンも関与していると伝えている。

他にはブレア元イギリス首相やヨルダンのアブドラ国王ら現旧35首脳など政治家や政府高官の関与は91カ国と地域で330人以上だという。

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