F1ロシアGP(ソチ)の決勝レース前に予選7番手だったバルテリ・ボッタス(メルセデス)が戦略的にPU交換ペナルティを受け、16番手からスタートすることになった。
●【2021年F1第15戦ロシアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
この戦略は、チャンピオン争いをしているルイス・ハミルトン(メルセデス)のライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が後方からのスタートが決まっていることもあり、レース中に少しでも抑え込んで1ポイントでも阻止することが狙いだ。
メルセデスとしては、ハミルトンならトップ3のランド・ノリス(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は攻略しやすいと考えてのことだろう。
今後、このような戦略的な戦いが増えてくることが予想されるだけに、1ポイントでも多くポイントを獲得したいところだ。