F1イタリアGPの開催地であるモンツァのパドックでは、ダニエル・リカルド(マクラーレン)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の将来について、様々な噂が飛び交っていた。
アルファロメオのシートは、2022年のグリッドで最後の空席として注目されている。しかし、決まっているはずのアストンマーティンとベッテルは、来年の契約状況について、いまだに話したがらないことが目立っている。
アストンマーティンのチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、ベッテルが2022年に残ることについてどの程度の確信があるかという質問に対して「かなり確信がある」と答えた。
「我々はセブに残ってほしい。そして、彼はこのチームを気に入っているよ」
しかし、34歳のベッテルはF1への情熱が薄れてきているとの噂もあり、イタリアのメディアでは新たな憶測が飛び交っている。
「状況は常に変化していると言われている」と『Sky Italia』がモンツァで報じた。
「決断はドライバーの手の中にしかない。彼が答えを出さなければならない」
これを裏付けるかのように、アストンマーティンのチームオーナーであるローレンス・ストロールが、ダニエル・リカルドにコンタクトを取り、マクラーレンでの契約状況を尋ねたとも言われている。
これについて「マクラーレンのボス、アンドレアス・ザイドルはそれを否定している」と専門誌は伝えている。
「とにかくリカルドは使えないよ」