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「毎日ミハエルを恋しく思っている」と妻のコリーナ・シューマッハ

2021年09月09日(木)19:13 pm

ミハエル・シューマッハは2013年末のスキー事故で受けた脳損傷の影響で「変わってしまった」と、妻のコリーナが明かした。

ドイツの『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』を含むいくつかのメディアが、F1界の伝説的人物を描いた『Netflix』の新しい映画に取り上げられているドイツ語部分の一部抜粋して報じている。

それらの記事によれば、7度F1チャンピオンに輝いたシューマッハの妻であるコリーナは次のように語っているという。

「私は今回のことで神を責めたことはありません」

「本当に運が悪かっただけなのです。人生でこれ以上の不運はないでしょう」

「私たちは家で一緒に暮らし、彼を手当し、ミハエルが元気になり私たち家族との連帯感を感じられるようにあらゆることをしています」

「でも、毎日ミハエルを恋しく思うのは確かです。私だけでなく、子供たち、家族、父親、周りの人たち全員がそうです。誰もがミハエルを恋しく思っています」

「でも、ミハエルはそこにいるのです。以前とは違っていますが、彼はそこにいて、それが私たちに力を与えてくれています」

そう語った52歳のコリーナは次のように付け加えている。

「彼がこれからもできるだけプライベートな生活を楽しめるようにすることが大切なんです。ミハエルはいつも私たちを守ってくれました。そして、今は私たちがミハエルを守っているんです」

シューマッハが事故に遭ったのは、息子のミックと一緒にスキー場で過ごしているときだった。当時14歳だったミックも現在は22歳となり、ついに今年ハースから念願だったF1デビューを飾っている。

そのミックは、父親と一緒に、今年のF1デビューなど、人生の重要な節目を味わうことができないことを非常に残念に思っていると語り、今のミハエルとは会話ができない状態であることを示唆している。

「僕たちは今までとは違った方法でお互いを理解することができていたと思うよ。レースという似た言語で話すことができていたはずだからね。いろんなことについて話をすることができていたと思う」

そう語ったミックは次のように付け加えた。

「もしそれが可能だったら素晴らしかったと思うし、そのことがずっと僕の頭の中にあるんだ。それが叶うのならすべてを投げ出してもいいよ」

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