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アルファタウリが2022年のラインアップを発表!角田裕毅の続投が確定!

2021年09月07日(火)17:35 pm

レッドブルのセカンドチームであるアルファタウリが7日(火)に2022年のドライバーラインアップを正式に発表し、日本人ドライバーの角田裕毅が来季もアルファタウリで2年目のF1シーズンを迎えることが確定した。

もちろん、レッドブルと2022年まで契約を結んでいると伝えられているフランス人ドライバーのピエール・ガスリーも続投となり、2022年もアルファタウリは同じドライバーの顔ぶれで戦うことになる。

F1デビューイヤーの今年はかなり苦戦を強いられている21歳の角田だが、一部には2022年のシート確保が難しいのではないかとの報道もあったものの、さらにもう1年、才能を開花させるためのチャンスが与えられることになった。

アルファタウリが出したリリースの中で角田、ガスリー、そしてチーム代表を務めるフランツ・トストがそれぞれ次のようにコメントしている。

角田裕毅
「スクーデリア・アルファタウリで2シーズン目を迎えることができるのをとても嬉しく思っています。信じられないような機会であり、F1での経験を深めさせてくれたチームと(ヘルムート)マルコ博士に感謝しています。ピエールとは非常によい関係にあります。今年も彼から多くのことを学びましたし、彼の経験は僕のスキルアップにも役立っていますので、彼と一緒にF1の旅を続けられるのは素晴らしいことです。最近、ファエンツァ(アルファロメオの本拠地)に引っ越してきたことでチームの中でとても落ち着いていますし、来シーズンが楽しみです」

ピエール・ガスリー
「初めて僕が加わった2017年以来、チームとしての進歩を目の当たりにしてきました、スクーデリア・アルファタウリと一緒にF1で新たなシーズンに向けて前進できることをとても嬉しく思っています。今シーズンここまでのパフォーマンスを考えれば、今シーズンの残りには素晴らしいことを達成できると思っていますし、とりわけ、変化を迎える2022年には新しい時代のF1で何ができるのかをとても楽しみにしています。また、チーム順位を押し上げるために、チームと全力で協力し続けていきます。今年はここまですごくうまくやれてきましたし、2022年にはさらによい結果を出すためにチーム一丸となって戦うことができると信じています」

フランツ・トスト(チーム代表)
「本日、2022年シーズンに向けて両ドライバーをスクーデリア・アルファタウリに残留させることを発表できるのを嬉しく思います。ピエールは、ここ数年の成長が目覚ましく、私たちとの過ごした間に表彰台の3つのステップ全てに上ることができました。2019年のブラジルでの2位を皮切りに翌年のモンツァ(イタリアGP)では(チームの)ホームグランプリで優勝しましたし、今年もバクー(第6戦アゼルバイジャンGP)で3位に入り、すでに表彰台を達成しています。まだまだ活躍してくれると確信していますし、私たちは彼とまた新たなシーズン迎えられることにワクワクしています」

「さらに、彼はF1での経験を活かして、ユウキ(角田)の成長をサポートしています。今年は、コース上では競争があり、コース外では友情があるという2人の良好な関係がチームにとっていい効果をもたらしているのを目にしてきました。ルーキーとしてチームに参加したユウキは日々学び続けており、エンジニアからのフィードバックからも、彼が与えられた情報を全て吸収して向上しているのが分かります。ルーキーであるユウキの旅はまだ始まったばかりですから、我々が一緒に始めたことをユウキが継続できるのはよいことです」

「このようにシーズンの早い段階でドライバーのラインアップを確保できたことは、私たちにとって素晴らしいことです。これにより、中盤で厳しい戦いを強いられている2021年の残りの期間に集中することができます」

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