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F1イタリアGPでの「スプリント予選」フォーマットに変更なし

2021年09月06日(月)18:20 pm

今週末にモンツァ・サーキットで行われる今季のF1第14戦イタリアGP(12日決勝)では第10戦イギリスGPに続いて「スプリント予選」が試験的に実施されることになる。そして、それは前回と全く同じ形で行われることになるようだ。

F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリやF1モータースポーツ担当マネジングディレクターのロス・ブラウンは、イギリスのシルバーストンで試行されたスプリント予選は大成功だったと振り返っている。伝えられるところによれば、チームやドライバーたちも多くが前向きな意見を述べているようだ。

だが、疑問を呈されることが何もなかったかと言えばそうでもない。例えば、金曜日に行われる予選と土曜日に行われるスプリント予選の間に60分間のプラクティスセッションが設けられているが、これに意味があるのかという声があるのも事実だ。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はこの件について次のように語っている。

「レギュレーションでは、予選後はマシンには何も変更を加えることが許されていない」

「だから、そのプラクティスセッションを行う意味があるのかな? もう何の役にも立たないよ」

しかし、F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、今週末のイタリアGPでも前回のイギリスGPと全く同じフォーマットで実施することになると明言している。

「変更は何もないよ」

「シルバーストンでの最初の経験を踏まえ、FIA(国際自動車連盟)と全チームが参加して非常に有意義な議論を行い、モンツァでも全く同じルールに沿って行うことで全員が合意しているんだ」

今季の第13戦オランダGPが行われたザントフォールト・サーキットでそう語ったマシは次のように付け加えた。

「その後、もう一度集まって、3回目の実施に向けて何か変更が必要かどうかを考えることになる」

F1では、これまで伝えられていたように、第19戦ブラジルGP(11月14日決勝)で3回目のスプリント予選を実施することを明らかにしている。

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