F1ベルギーGP(スパ-フランコルシャン)決勝レースを終えて、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が次のように振り返った。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
順位:優勝
「勝利を挙げてポイントを獲得することは重要だけど、今日は誰もが望まぬ形になった。特に、Hondaとの50戦目だっただけに残念だ。結果として、昨日ポールを取っていたことが大切だったね」
「このコースは大好きなので、いつものようなレーシングラップができなくて残念だけど、今日のようなコンディションでは不可能だった。もしかしたら、15時30分時点のコンディションのほうが実際にリスタートしたタイミングよりもよかったかもしれないけど、それでも視界は非常に狭かったし、レースができなかった理由も理解できる」
「僕は先頭にいたので、セーフティカーの後ろとはいえ視界はだいぶましだったけど、後方のドライバーは何も見えなかったはずだから、もし誰かがオー・ルージュでコースアウトしてラインへ戻ってくるようなことがあれば、誰も望まぬ高速走行下でのTボーンクラッシュが起きる可能性もあった」
「また、午後は雨が降り続いたことからグリップも非常に低く、改善しなかった。今日は、冷たい風雨の中で一日中待ってくれたファンの皆さんを称えたい。こんなコンディションで座っているのは本当に大変だったと思うので、心から感謝しているし、今日の真の勝者は観客の皆さんだ」
「ここからまた、僕らはチャンピオンシップのリードを奪い返すためにプッシュし続けなければならない。マシンがいいので自信はあるし、まだこの先は長いので、残りのシーズンも持てるベストのパフォーマンスを出していく必要がある」