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【ホンダF1】レッドブル・ホンダ50戦の節目に今季6回目のポールポジション獲得/F1ベルギーGP予選

2021年08月29日(日)18:40 pm

F1第12戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)予選を終え、ホンダF1は次のように振り返った。

●【2021年F1第12戦ベルギーGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■ホンダF1:2日目レポート

ベルギーGPの予選は目まぐるしく天候が変わる厳しいコンディションで行われましたが、レッドブル・レーシング・ホンダのパートナーシップ50戦記念という節目のレースで、マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。Hondaパワーユニット勢は3台がトップ10入りを果たしました。

■Q1

終日ウエットコンディションとなったこの日、FP3ではレッドブル・レーシング・ホンダが1-2となりました。予選開始前には雨が強まり、スタートがディレイに。セッション開始後もほとんどのドライバーがフルウエットタイヤで走行を開始しましたが、そこから路面が回復し、インターミディエイトへと交換してアタックを続けました。

その後、再び雨が強まったことから、ラップタイムが急速に落ち始めます。路面コンディションがいい状況でアタックできたドライバーのタイムが伸び、フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが2番手と4番手、ピエール・ガスリーは8番手でQ1を突破。スパ・フランコルシャンで初めての予選を迎えた角田裕毅は17番手に留まり、明日のレースでは他車のペナルティーにより16番グリッドからスタートします。

■Q2

Q2では、開始前に雨が落ち着き、走行が進むごとにコンディションが回復していく傾向に。セッション終了5分前に再び降雨が予想されていたことから、コースインのタイミングが重要となりましたが、フェルスタッペンとペレスは1回目のアタックで隊列の最後尾からコースイン。その後、予想されていた雨は降らず、路面がさらに回復したことから、全車がタイヤを交換してさらなるアタックへと臨みました。

天候に翻弄されながらも、最終的にはガスリーが4番手、フェルスタッペンが5番手、ペレスは7番手で3名ともQ3進出を果たしました。

■Q3

Q3開始前には再び大雨となり、不安定なコンディションの中でセッションがスタート。ウエットタイヤを装着したランド・ノリス(マクラーレン)が、アタックの1台目となりましたが、オー・ルージュでコントロールを失い、激しいクラッシュを喫し、赤旗中断となります。幸いにもノリスに大きなケガなどはありませんでしたが、マシンの撤去や路面の処理を行う間に雨が強まったこともあり、再開まで45分間の中断になりました。

Q3は残り約9分で再開され、全車がインターミディエイトタイヤでのアタックとなりました。各車が1度目のアタックを終えてスローラップを挟み、そこから最後のアタックを行うという展開に。チェッカーフラッグが振られ、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がトップタイムをマークしますが、その後方からアタックしたフェルスタッペンが唯一2分を切る好アタックで上回り、今季6度目のポールポジション獲得となりました。

ガスリーは好調さを維持して3列目6番グリッドを獲得。ペレスは他車と異なり3回連続でのアタックに挑みましたが、最終アタックでタイムを更新できず、7番手となりました。

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