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「ライコネンは重要な存在だ」とアルファロメオのチーム代表

2021年08月09日(月)19:14 pm

オランダ出身元レーシングドライバーのトム・コロネルが、キミ・ライコネン(アルファロメオ)はそろそろ後進に道を譲るべきだと語った。

かつてフォーミュラ・ニッポンや全日本GP選手権などでも活躍していた49歳のコロネルは、今年の10月には42回目の誕生日を迎えることになるF1現役最年長ドライバーのライコネンについて『Formule 1(フォーミュレ1)』に次のように語った。

「彼は出血多量で死に向かっているところだと思う」

「キミは明らかにメディアにとってはいい存在だが、もう目立つことはなくなっている。そうなったときには、新たなヒーローたちに道を譲るべきだよ」

「面白いことに、彼は10年前にはもう飽き飽きしたようなことを言っていた。しかし、彼もまだF1にいられるのはすごくラッキーだということも分かっているよ。彼もF1の後には何もないことを知っているからね」

アルファロメオが2022年のドライバーの選択肢を検討しているのは確かだ。しかし、チーム代表のフレデリック・バスールは現在の契約が今年で満期を迎えるライコネンも候補者の1人だと主張している。

「キミは今や我々のシミュレーター作業において重要な存在となっている」

「ここ数か月の間に我々はシミュレーターで大きな進歩を遂げてきたが、キミがそこで重要な役割を果たしてきたんだ。彼はレースの前後には常にファクトリーにいるし、その仕事ぶりには目を見張るものがあるよ」

「これは、彼にはまだ非常にやる気があることを示すものだ。キミに8時にシミュレーターに来てくれと頼むと、8時ぴったりに笑顔でやってくるよ」

そう語ったバスールだが、実際のところ、ライコネンばかりでなく、チームメートのアントニオ・ジョビナッツィのF1キャリアにとっても重要な時期を迎えているのは確かだと認めている。

「しかし、それはF1においてはどのシーズンでも、どのドライバーにとっても同じだよ」

「そう思わなかったときは、そこで終わりだ」

そう語ったバスールは次のように付け加えた。

「(F1は)ものすごく競争が激しい環境だし、誰もがそれを意識しておく必要があるんだ」

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