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ラルフ・シューマッハがF1ハンガリーGPでの失格処分に控訴したアストンマーティンを批判

2021年08月06日(金)5:14 am

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハが、同じドイツ出身のセバスチャン・ベッテルが所属するアストンマーティンを批判した。

●【修正版:2021年F1第11戦ハンガリーGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

先週末に行われた今季のF1第11戦ハンガリーGPを2番手でフィニッシュしたベッテルだったが、レース後の車検において1リットルの燃料採取が義務づけられていたものの、わずか0.3リットルしか採取できなかったことで失格処分が下されてしまった。

アストンマーティンはこの裁定に対して控訴し、ベッテルが乗っていたマシンは証拠としてFIA(F1統括団体の国際自動車連盟)により差し押さえられている。

だが、ラルフ・シューマッハはアストンマーティンは今回のFIAの裁定を受け入れるべきだとテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』に次のように語った。

「そもそも、彼らがなぜ控訴しようとしているのかが私には分からないよ」

「ルールは明確だ。サンプル用に1リットルの燃料を取り出す必要があるんだ。それができなければ、失格しかない」

「だから、チームがミスを犯したことははっきりしている。私の考えでは、満タンにしたときに2リットルほど不足していたとしか考えられないよ。この量はレース中に節約することができたし、そうすべきだったんだ」

今回のレース失格という裁定は正当なペナルティだったのかと尋ねられたラルフ・シューマッハは次のように答えている。

「当然だよ」

「その重量だけでも、1周あたり100分の3秒から5秒は確実に速くなっていただろう。それがレース全体でどれほどの差になるのかを計算するのは難しいことではないよ」

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