F1ハンガリーGP(ハンガロリンク)で予選が行われ、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【2021年F1第11戦ハンガリーGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
ホンダF1最高順位:3番手
「今日のハンガリーGP予選は、昨日に比べ外気温は若干下がったものの30℃近く、また路面温度は60℃という環境下で行われました。
その中で、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と2列目のグリッドを獲得しましたが、フロントローに並んだライバルのメルセデス2台の後ろのからのスタートとなったことは、明日のレースに向けて厳しい結果だと感じています。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は昨日からの好調を維持して5番手と、以前のペースを取り戻し、前戦からの挽回を見せてくれました。
角田選手については上手くマシンがまとまらず、残念ながら16番手という結果になりましたが、粘り強く明日はポジションアップを目指してほしいと思います。
ハンガロリンクは一周の距離が短いこともあり、明日のレースは70周と多くの周回を重ねます。長いレースの中で各車ポジションアップを図れるよう、ここからも準備を進めていきます」
●【予選ハイライト動画】戦略分かれたQ2、ハミルトンがポールポジション、フェルスタッペンは3番手/F1ハンガリーGP