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調子を上げてきたアロンソとは対照的に苦戦続きのエステバン・オコン「再び競争力を取り戻せた」

2021年07月22日(木)18:33 pm

最近、パフォーマンスの低下が目立っていたエステバン・オコン(アルピーヌ)だが、シャシーを交換して臨んだ先週末のF1イギリスGPでは今後再び調子を取り戻しそうな兆しが見られた。

2021年シーズン当初のオコンは、3年ぶりにF1復帰を果たした2度F1チャンピオンとなった実績を持つチームメートのフェルナンド・アロンソをしのぐパフォーマンスを見せていた。

しかし、第6戦アゼルバイジャンGP以降はアロンソが調子を上げてきたのとは対照的にオコンは予選、決勝ともに苦戦が続き、第9戦オーストリアGPまで1ポイントも稼ぐことができないという状況に陥ってしまった。

だが、先週末のシルバーストンで試験実施されたスプリント予選で10番グリッドを手にしたオコンは決勝では1つ順位を上げて9位でフィニッシュ。5レースぶりにポイントを獲得することに成功している。

「問題が解決されたのはほぼ間違いないよ」

そう語った24歳のフランス人ドライバーは次のように続けた。

「(イギリスGPでは)シャシーだけでなく、多くのパーツを交換していたんだ。オーストリアでの2つめのレース後の月曜日に僕たちはあることに気づき、これが原因だったのではないかと考えていた」

「だけど、今ではもうどうでもいいことさ。重要なのは再びいい感触が得られるようになっていることだよ。シルバーストンでのクルマの挙動は最初のプラクティスセッションから変わっていたんだ」

オコンはそう語ると、次のように付け加えた。

「よくなっていたし、再び競争力を取り戻せたよ」

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