F1第10戦イギリスGP(シルバーストーン)決勝レースを終え、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が次のようにコメントした。
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■クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシングCEO兼チームプリンシパル)
「このような形でイギリスGPの週末を終えるのは非常につらいことで残念だ。その後、念のために病院に搬送され、現在は経過観察中だが、マックスがクルマから歩いて出られたことに感謝していることは言うまでもない。
私は何度も映像を見直したが、世界選手権の中でも高速コーナーのひとつであるコプスでイン側にホイールを入れたことは、ルイスの判断ミスであり、2人のドライバーにとって大きなリスクであると感じ、どうしても納得できない。
接触した箇所を見ればわかるように、ルイスの左フロントとマックスの右リアが接触しているのだから、彼はマックスに大きく並んでいたわけではない。その結果、マックスは51Gの衝撃を受けることになった。現在、マックスとヨス(フェルスタッペンの父)に連絡を取っており、本日中に最新情報をお伝えする予定だ。
チェコ(ペレス)は、ピットレーンからスタートして序盤は順調に順位を上げていたが、中盤でDRSトレインに引っかかってしまい、タイヤのデグラデーションが激しくなってしまっていた。そのため、ファステストラップを確保するためにレース終盤にピットインさせることを選択した。
2つのチャンピオンシップをわずかにリードしているが、今日の反省を踏まえれば、この週末が我々のチャンピオンシップ争いに火をつけることは間違いないだろう」
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