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2022年型F1マシンにドライバーたちは様々な意見「格好いい」「ひどい」「表彰台を争う選手が増える」

2021年07月16日(金)19:18 pm

F1は15日(木)に今季の第10戦イギリスGP(18日決勝)の舞台となるシルバーストン・サーキットにおいてこれまでとは大きく異なる技術レギュレーションが適用される2022年型F1マシンの実物見本を公開した。

そして、その新しいF1マシンを見たドライバーたちの感想も少しずつだが伝えられ始めている。

その中でまず話題に上ったのは、ダニエル・リカルド(マクラーレン)がそのマシンを見た際に「ひどいね。クソだよ。さらに悪くなった」と語ったと報じられたことだ。

しかし、リカルドはすぐにそれを否定し、次のように語った。

「正直な話、僕はそういうことを言った覚えはないよ。だって、かなり格好いいと思っていたからね。僕はそんな攻撃的な言い方はしていないよ」

「ひょっとしたら、カラーリングのことだったかもしれないな」

一方、2005年と2006年のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、2022年型F1マシンにとって一番重要なことはF1がより環境にやさしくなりつつあることを示すことであり、「優勝や表彰台を争う選手が増える」ことで、より見応えのあるレースが展開されるものであることだとし、次のように続けた。

「実車は今日見たものとそれほど大きく違わないだろうと思っているよ」

「レギュレーションはかなり厳しいし、もはやかつてのような自由はないからね」

「もちろん、各チームには独自の哲学があるから、新車は今日見たものと全く同じではないだろう。だけど、その違いは専門家じゃないと分からないだろうね」

「一般の人たちは、今日のプレゼンテーションで目にしたものとの違いにはあまり気付かないだろうね」

一方、フェラーリのカルロス・サインツは、2022年型マシンは「格好いいし、攻撃的に見える」と語り、次のように続けた。

「僕から見るとフロントウイングはあまりパッとしないね。だけど、僕たちは多分違う解決策を見つけることになると思うよ」

「よりシンプルになっているし、理論的にはほかのマシンを追いかけやすくなるはずなんだ。これによって見応えが増すのであれば歓迎だよ」

「フェラーリがどんなふうになるのか言うつもりはないけれど、これとは違うものになると思うよ」

サインツはチームメートのシャルル・ルクレール同様、すでにシミュレーターで2022年型マシンの運転体験をしているが、そこで得た印象を次のように語っている。

「より重くなるんだ。だからブレーキングは少し長めになる。だけど、クルマはかなり違うものになるけれど、走りが大きく異なることはないよ」

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