F1第9戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)初日を終え、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が次のようにコメントした。
●【F1第9戦オーストリアGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■ホンダF1:初日レポート
FP1最高順位:1番手
FP2最高順位:2番手
レッドブル・リンクでの2戦目となる第9戦オーストリアGPが初日を迎えました。
■FP1、全車がトップ10
FP1ではレッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークし、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも両セッションで上位につけるなど、Hondaパワーユニット勢は順調に走行を重ねました。
FP1の序盤、角田裕毅はターン4でグラベルにはみ出す場面はあったものの、すぐにコースへ復帰すると、その後は問題なく走行を重ね、5番手タイムをマークします。
2番手から角田までの差は0.1秒未満と僅差でしたが、フェルスタッペンは2番手に0.266秒差をつけてトップに。Hondaパワーユニット勢は全車がトップ10入りし、セルジオ・ペレスが8番手、ピエール・ガスリーが9番手でFP1を終えました。
■ピレリタイヤテスト
なお、この日はピレリタイヤのテストも実施され、各チームに4セット、1ドライバーあたり2セットのテストタイヤが配られました。このタイヤは、リアの構造が新しくなったもので、初日の2セッションで使用し、その評価を行います。
■1段階柔らかいタイヤ
また、今大会は、先週よりも1段階柔らかいタイヤコンパウンドが採用されており、戦略への影響も大きくなります。
■FP2も順調
FP2ではソフトタイヤでの走行が見られ、フェルスタッペンが3番手に。
スクーデリア・アルファタウリは角田裕毅が6番手、そこから0.023秒差の7番手にガスリーと、FP2も上位で終えました。
ペレスは11番手とタイムは目立たなかったものの、全ドライバーの中で最多となる39周を走行しています。