F1第8戦シュタイアーマルクGP(レッドブル・リンク)フリー走行2回目でバルテリ・ボッタス(メルセデス)がピットレーンでスピンをするという珍しいミスをした。
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60分のフリー走行2回目も残り19分を切ったころ、テレビ映像はピットレーンで横向きになっているボッタスを映した。ボッタスは自力で向きを変えようとしたものの、すぐ隣のマクラーレンのメカニック4人がサポートに入り、無事に向きを変えてピットレーンへ戻ってコースインしていった。
リプレイ映像では、ボッタスはタイヤ交換をしたもののすぐには出ていかなかったためにタイヤ温度が下がってしまったようだ。ボッタスは定位置のボックス(タイヤ交換をする場所)からリヤタイヤを勢いよくホイールスピンさせながら出ていったものの、そのまま揺り戻しのような状態になってタイヤが滑る際に発生するスキール音を響かせながらハーフスピン。危うくリヤウイングをピットウォールにぶつけてしまうところだった。
ボッタスは今季限りでメルセデスのシートを失い、2022年にはメルセデスの契約下にあるジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)がその後任になると噂されている。
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