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【ホンダF1】全4台がトップ8入り 角田裕毅が初Q3進出、日本人として小林可夢偉以来/F1アゼルバイジャンGP予選

2021年06月06日(日)8:19 am

F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)予選を終えて、ホンダF1が次のように振り返った。

●【F1第6戦アゼルバイジャンGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■ホンダF1:2日目レポート
予選:3番手、4番手、7番手、8番手

アゼルバイジャンGPの予選は、アクシデントが多発する波乱の展開になったものの、Hondaパワーユニット勢全車がQ3進出を果たし、トップ8に入りました。

■Q1

レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、FP3でクラッシュを喫して、セッション後半で走行ができなかったものの、Q1では序盤でトップタイムをマーク。さらに、セルジオ・ペレスも2番手に続きます。

ここから、Q1は立て続けに2度の赤旗中断に阻まれ、残り約9分でセッションが再開された時点では、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダを含む約半数のマシンがタイムを記録していない状況でした。

Q1は開始から終了まで40分ほどを要しましたが、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリー、角田裕毅ともに再開後にきっちりとアタックを決めて、Q2進出を果たしました。

■Q2

Q2でも、フェルスタッペンとペレスが最初のアタックで1-2位のタイムをマークする中、ガスリーがトップ10入り。さらにその後、クリアラップを取ることができた角田が、トップのフェルスタッペンから0.029秒差の4番手タイムをマークします。

セッション終盤でダニエル・リカルド(マクラーレン)がクラッシュを喫して、再び赤旗が出されたことで、Q2はそのまま終了しました。この結果、Hondaパワーユニット勢は今季初めて4台全車がQ3へ進出。さらに、角田にとっては自身初めてのQ3進出となりました。日本人ドライバーとしては2012年の小林可夢偉選手以来の快挙となりました。

■Q3

Q3では、少しでもタイムを上げようと、各チームがスリップストリーム(トウ)を狙えるタイミングを伺う展開となります。1回目のアタックを終えて、フェルスタッペンが3番手、フェルスタッペンに先行してトウを与えたペレスが7番手につけました。アタックのタイミングを他チームとはずらしたScuderia AlphaTauriは、角田が前を走り、ガスリーがトウを得る形で走行し、ガスリーが4番手、角田が8番手タイムをマークしました。

この後、残り時間わずかとなり、各車が最後のアタックへと入っていく中で、角田がターン3でクラッシュ。再び赤旗が掲示され、予選はこのまま終了となりました。

なお、6番手のランド・ノリス(マクラーレン)にグリッド降格ペナルティーが科されたため、明日のレースはペレスが6番グリッド、角田が7番グリッドからのスタートとなります。

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