F1第5戦モナコGPを前に、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が次のようにコメントした。
■ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
■F1第4戦スペインGPレビュー
「スペインを振り返ると、かなりタフなレースウイークだった。特に予選が順調にいかず、100分の2秒差でQ3進出を逃したのはよくなかったし、12番手で今季初めてトップ10グリッドに入れなかった。がっかりしたし、他のチームが改善して向上してきたことを示していて、差はかなり小さくなってきたね」
「中団で戦うために、僕らはすべてを最大限に活かしていかなければならないということは分かっている。レースでは至る所でタイムを失い、一時は15番手まで落ちたけど、最終スティントは何台もオーバーテイクでき、勇気付けられるものだった。あと1周あれば9位になれたし、ペナルティーがなければ絶対に可能だった」
「いくつか明るい点と可能性が見えたけど、数チームは大きな前進を遂げているだけに、この先のシーズンで彼らと戦い続けるためにはハードワークが必須だ。モータースポーツの世界でミスをしないというのは不可能だけど、もっと多くのポイントを手にするためには、完璧に行くように取り組み、さらなるスピードを見出す必要があるね」
■F1第5戦モナコGPプレビュー
「モナコは大好きなサーキットで、昨年は開催がなかったから、戻ってこられてとてもうれしいよ。とても特別なコースで、今年レースをした4つのサーキットとは何も共通点がないんだ。市街地コースでは独特の課題があり、グリップが低い中での走行開始になるから、なるべく早くマシンの挙動をつかみ、速く走るために何が必要かを解明して、連続入賞を続けていきたいと思う」
「モナコではなるべく多くの走行時間を確保することが重要だけど、ガレージに留まる時間を減らすことで、これまでも過去と同じくらいの周回数をこなせているから、金曜のフリー走行が短くなったことが問題になるとは感じていないよ」
「もちろん、モナコは適応に少し時間のかかるコースだ。マシンの限界を探り、できるだけウォールに近づいていきながら、セッションごとに自信を深めていく。そして、レース結果の95%は予選に左右されるから、土曜の午後に全力を尽くすよ」
「今回のレースでは限られた数ではあるものの観客が入るのは素晴らしいことだね。一方で、レースウイーク全体のスケジュールは過去のモナコほど忙しいものにはならないはずだ。だから、少しリラックスする時間が取れればと思っているよ」
「もし忙しくなければ、金曜は午後に例年同様のエンジニアリングミーティングがあるけど、午前にはシャルル(ルクレール/フェラーリ)とパドルテニスをやってみるかもね」