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レッドブル首脳が指摘「アルピーヌとアルファロメオのリアウイングも曲がる」

2021年05月18日(火)18:01 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、ほかにも2つのチームがリアウイングの設計を見直す必要に迫られるだろうと語った。

今季のF1第4戦スペインGPが行われたバルセロナにおいて、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がマックス・フェルスタッペンの乗るレッドブル・ホンダF1マシンのリアウイングが「曲がる」とコメントしたが、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)はその後すぐに今後フレキシブルウイングの監視をさらに強化することを明らかにした。

このため、その時点ではFIAがレッドブルをターゲットにしたものと考えられていたが、その後実際にはレッドブル以外にも曲がる性質を持つリアウイングを備えているチームがあるとの情報も伝えられるようになっている。

「我々のリアウイングは全ての加重試験に合格している」

『Motorsport-Magazine.com』にそう語ったマルコは次のように続けた。

「今後、ダウンフォースに関しては異なるパラメーターによる新たな基準が適用される」

「これは通常、新しい規制が導入され、チームがそこにグレーゾーンを発見したときに起こることだ」

「しかし、これに対応しなくてはならないのは我々だけではないよ。これはほかのチームにも同様の影響を及ぼすことになる」

そう語ったマルコは次のように付け加えた。

「アルピーヌとアルファロメオも高速で走行する際にはたわむリアウイングを使っているよ。彼らも修正を余儀なくされるはずだ」

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