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レッドブルの課題はタイヤマネジメントだとヨス・フェルスタッペン

2021年05月18日(火)17:28 pm

マックス・フェルスタッペンの父であり、自身も元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンが、レッドブル・ホンダが宿敵メルセデスを倒すためには一刻も早く差を縮めていくことが必要だと語った。

2021年のF1プレシーズンテストでメルセデスをしのぐパフォーマンスを見せたことから、今年はレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがF1チャンピオンの最有力好捕だと言われていた。

しかし、ヨス・フェルスタッペンは、現時点では完全に流れはメルセデスの方に来ていると考えている。

「冬のテスト、そしてバーレーンで行われた開幕戦では、レッドブルが非常に良いクルマを持っていることは明らかだった」

母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙にそう語ったヨス・フェルスタッペンは次のように続けた。

「だが、メルセデスがすぐに流れを変えてしまった」

「昨年の彼らがどれほど優れていたかを忘れてはならない。確かに空力ルールの変更はあったが、全体的に見てメルセデスのマシンが非常にいいことに変わりはないよ」

ヨス・フェルスタッペンは、レッドブルが重点的に取り組むべきことはタイヤの摩耗対策だと主張している。

「現時点では、メルセデスの方がタイヤの摩耗が少ないことがわかる」とヨス・フェルスタッペン。

「それに、マックスはメルセデスに追いつくためにさらに限界ギリギリのドライビングが求められている状況だと思う。その結果、彼はタイヤに多くのことを要求しているんだ」。

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、自分たちは少なくとも夏休みまでは2021年型マシンの開発を続けると明言している。しかし、ヨス・フェルスタッペンは、あまり悠長なことを言っていられる状況ではないと示唆している。

「今シーズンはまだ先が長いと彼ら(レッドブル)は言うが、私個人としては予選でもメルセデスの方がずっと速いと思っている。しかし、マックスはそれに対応できる力を持っているから、このまま接戦が続くことになるだろう」

そう語ったヨス・フェルスタッペンは次のように付け加えている。

「だが、さらに一歩前進することが必要だ。できれば一刻も早くね。これ以上差を広げられるわけにはいかないよ」

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