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「ロンドンでF1をやろう!」とメルセデスのボス

2021年05月14日(金)17:55 pm

メルセデスF1チームの代表を務めるトト・ヴォルフが、ロンドンの市街地コースでもF1グランプリを開催するべきだと主張した。

以前、F1の最高責任者であったバーニー・エクレストンがF1をイギリスの首都ロンドンに誘致することを提唱していたことはよく知られている。しかし、膨大なコストがかかることに加え、複雑な官僚制度などが弊害となってそれが実現することはなかった。

しかし、このほどヴォルフはイギリスの『Evening Standard(イブニング・スタンダード)』紙に対し、現在イギリスGPが開催されているシルバーストンに加えてロンドンでイギリスでの2つ目のF1グランプリ開催が実現することを望んでいると次のように語った。

「私はシルバーストンでグランプリを開催したいと思っている。これはファンが愛してやまないことだし、シルバーストンはF1の伝統的なレースサーキットのひとつだからね」

「しかし、ロンドンでのレースは何にも勝るものになるだろうし、ロンドン市長やジョンソン氏(イギリス首相のボリス・ジョンソン)がこれを読んで実現に向けて動いてくれることを期待しているよ」

「我々には世界で最も効率のよいハイブリッドエンジンがあるし、現在のスーパースターはイギリス人だ。だから、ロンドンでレースを行えば我々の技術と革新的な能力をアピールすることができる。やろうじゃないか」

伝えられるところによれば、現F1オーナーのリバティ・メディアも将来的にロンドン市街地でF1を開催する構想を有しているという。

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