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ボッタスはハミルトンにとって「最高のチームメート」だと元F1ドライバー

2021年05月14日(金)5:29 am

スイス出身の元F1ドライバーであるマルク・スレールが、メルセデスは2022年もバルテリ・ボッタスをルイス・ハミルトンのチームメートとして続投させるべきだと語った。

ボッタスに関しては、来季はメルセデスの契約下にある若いイギリス人ドライバーのジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)にシートを奪われるのではないかとの噂が強くささやかれている。

しかし、1979年から1986年にかけてF1で82レースを戦った経験を持つスレールはドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』に次のように語った。

「セカンドドライバーにジョージ・ラッセルを起用するという噂は、もちろんイギリスから聞こえてきたものだ」

「もし彼ら(メルセデス)がドライバーを替えれば、それはチームにダメージを与えることになるだろう。なぜなら、ボッタスは優れた水の運び手(Wassertrager)だからね」

スレールが使ったドイツ語の「Wassertrager(ヴァッサートラガー)」とは、水の集中給水システムが普及する以前に、水源から水を汲んで各戸に配り歩く仕事をしていた者を指す言葉だ。

「彼はハミルトンを助けている。そしてレッドブルがいいセカンドドライバーを見つけるのにどれほど苦労しているかは見れば分かるだろう」

「ボッタスは最高のナンバー2であり、最高の水運搬人だよ」

「彼はたまにしか勝てないと常に批判されている。だが、彼は図太いんだ」

「調子がいい日の彼は無敵だが、次の5レースでは同じことをすることができない」

そう続けたスレールは次のように付け加えた。

「彼は野心家ではない。最初から批判を受けてきたのはそのためだよ」

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