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【ホンダF1】2位表彰台のフェルスタッペンを含む3台が入賞/F1第4戦スペインGP

2021年05月10日(月)6:18 am

F1第4戦スペインGP(バルセロナ・カタルーニャ・サーキット)初日を終えて、ホンダF1が次のように振り返った。

●【F1第4戦スペインGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:決勝レースレポート

スペインGPの決勝は、マックス・フェルスタッペンが好スタートを決め、レースの大部分をリード。最後に逆転を許したものの、2位表彰台に登壇しました。Hondaパワーユニット勢は、フェルスタッペンを含む3台が入賞を果たしています。

レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとも、全車がソフトタイヤでのスタートを選択。2番グリッドのフェルスタッペンは、ターン1でルイス・ハミルトン(メルセデス)のイン側に飛び込み、リードを奪う見事なスタートを決めます。セルジオ・ペレスも好スタートを決めて、8番グリッドからオープニングラップで6番手まで順位を上げました。

スクーデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーがスタート時にグリッドを越えた位置にストップしたことで5秒加算のタイムペナルティーを科され、角田裕毅は燃料圧力の問題により7周目のターン10でマシンをストップさせるなど、苦しい展開となりました。

角田のストップによってセーフティカー出動となりましたが、このリスタートでもフェルスタッペンは首位を堅持します。2番手のハミルトンとの差をキープしながら、トラフィックを避けるためにも、第1スティントをなるべく長く持たせ、ピットストップを引き延ばしていきます。

ガスリーは、Hondaパワーユニット勢の中で一番早い、18周目にピットイン。ペナルティー消化後、ミディアムタイヤに交換します。フェルスタッペンは24周目にピットに入り、右リアタイヤの交換に手間取ってタイムをロスしたものの、ハミルトンが4周後にピットインした際にはリードを回復します。ペレスもこのタイミングでピットストップを行いました。

ここから状況はしばらく変わらず、フェルスタッペンがハミルトンを抑え、ペレスはダニエル・リカルド(マクラーレン)の後ろの6番手に留まるという展開が続きます。上位2台が接近戦を繰り広げる中、メルセデスはハミルトンに2ストップ戦略を採らせるべく、ピットインさせてミディアムタイヤに交換。フェルスタッペンに対して23秒差でコースへと復帰します。

ペレスは46周目のターン1でアウト側からリカルドを攻略。5番手に順位を上げますが、その先のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対しては、大きな差がついていました。ガスリーは48周目に2度目のピットストップを行い、ソフトタイヤに交換。ポイント圏外へと順位を落としましたが、ここから好調なペースで追い上げます。

残り7周時点で、フェルスタッペンは新しいタイヤを履いて迫るハミルトンにオーバーテイクを許します。2番手に後退したことでファステストラップを獲得する戦略に切り替えてピットインを決断。ソフトタイヤに交換し、2位表彰台に加えてファステストラップによる1ポイントを獲得しました。

ペレスは5番手でフィニッシュして10ポイントを獲得。ガスリーは終盤に多くの見せ場を作り、60周目にはキミ・ライコネン(アルファロメオ)をパスすると、その次の周ではフェルナンド・アロンソをオーバーテイク。さらには、ランス・ストロールを捉えて10位入賞を果たしました。

次戦は2週間後の5月23日(日)に決勝レースを迎える、伝統のモナコGPです。

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