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【動画(字幕あり)】フェルスタッペン、日本メディア向けQ&A!ホンダF1、角田、F1日本GP、王座について語る

2021年05月01日(土)0:26 am

F1第3戦ポルトガルGPを前に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が今シーズン最後となるホンダF1や、ルーキーの角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、そして鈴鹿サーキットで行われるF1日本GPについて日本メディア向けのインタビューに応えた。

■日本メディア向けQ&A:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

Q:F1エミリア・ロマーニャGPで優勝されたことを日本のファンはとても喜んでいます。イモラでの勝利の最大の要因は何だと思われますか?

マックス:一番の要因はスタートだね。基本的に追い抜きがトリッキーなコースだから、一番重要なポイントだったと思う。それに、コンディションの変化が激しかったから、マシンをコース上にとどめておくことも大事で、リードを取っているとそれがいくらか楽になる。自分のペースをコントロールできるしね。だからスタートが最大の要因だったと思っている。

Q:タイヤの使い方や戦略に関しては?

マックス:確かにトップにとどまるにあたってはそれがカギになったのは確かだけど、でも、やっぱり最初にトップのポジションを手に入れたスタートが重要だった。その上でチームの適切な判断があったと思っている。

Q:シーズンが開幕して「レッドブルとHondaのラストイヤー」ということを実感されていますか? あるいはシーズンが終わるまでその思いを封じ込めようと思いますか?

マックス:もちろんこれがHondaと走れる最後のシーズンになってしまって残念だよ。特に今年はトップレベルで走れているからなおさらね。一緒に最高のシーズンを過ごせるようにがんばるし、Hondaのためにも、一つでも多くのレースで勝利して、最高の形でシーズンを終えたいね。

Q:ここまでに感じた今年のマシンの改良点は何ですか?

マックス:昨年に比べてエンジンの質はすごく上がったと思う。レース中もバッテリーからのエネルギーをうまく管理できていると思うし、マシンについてはバランスがとても良くなっていて、昨年のミスから学んで培った知識をしっかり使うことができているから、ドライブするのが楽しいマシンになっているよ。

Q:ルーキーである角田裕毅選手(アルファタウリ・ホンダ)のこれまでのパフォーマンスについて総合的な評価を聞かせてください。改善すべきポイントなどはありますか?

マックス:シャイじゃないところがすごく良いと思うよ。F1で成功するためには不可欠な要素だと思うね。裕毅にはメンタルの強さがある。パフォーマンスについてはまだシーズンも始まったばかりだから何とも言えないよ。彼の存在はF1にとっても良いし、良い性格の持ち主だと思う。彼の成功を願っているよ。

Q:ルーキーイヤーは誰もが苦戦するものですが、角田選手の場合は違っているかと思います。若い頃からF1にいる1人として、角田選手に何かアドバイスはありますか?

マックス:アドバイスか。まずはリラックスすることかな。物事を強制しないことだね。前進するためには力を抜くことが必要だ。失敗するも重要だ。ミスは誰でもする。ミスをするならルーキーのうちにしておいた方がいいしね。ありのままに走ればきっとシーズンが終わった時には良い結果がついてくるはずだよ。

Q:日本のファンは「今年こそマックスが王座に就く」と期待していますが、ご自身も同じように思われていますか?

マックス:そう願っているよ。僕らのマシンは競争力が上がっているから、もちろん、チャンピオンシップを取れるように、できることはすべてやるつもりさ。

Q:今年、再び鈴鹿を訪れることを楽しみにされていますか? 日本GPではどんなことを期待されていますか?

マックス:鈴鹿のレースはいつも楽しんでいる。コースは最高だし、いい思い出もたくさんある。Hondaの最後のF1シーズン――ひとまずは、だけどね(笑)――だから、しっかりと仕事を果たして、できれば優勝したいと思っている。

Q:シーズンの開幕からポールポジションや勝利に挑めるマシンを手に入れたことをどのように感じていますか?

マックス:コースに行くのが本当に楽しみになっているし、コンペティティブなマシンだと分かっていることでモチベーションも上がるから、このまま勢いに乗っていきたいね。

Q:日本にいるレッドブル・レーシングやマックス・フェルスタッペンのファンに向けてメッセージをお願いします!

マックス:皆さん、いつも応援ありがとうございます! 僕にとってもチームのみんなにとっても本当にありがたいことだと思っているよ。今年はもっとたくさん良い結果を残せたらいいなと思っているから、全力を尽くすよ。


(c)Red Bull Racing Honda

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