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【マクラーレン】本社ビルを259億円で売却

2021年04月24日(土)6:46 am

マクラーレンが、F1ファクトリーを含む本社ビルを約2億4000万ドル(約259億円)で売却したことが明らかとなった。

ニューヨークを拠点とする不動産投資会社『グローバル・ネット・リース』は今週、ウォーキングにあるマクラーレンの施設を全面的に取得し「20年間のNNNリース」を締結することを明らかにした。

この“NNNリース”とは「トリプルネット」と呼ばれるリース方式で、今回の場合はマクラーレンが“テナント”となってすべての費用を負担するという契約となるようだ。つまり、マクラーレンは『グローバル・ネット・リース』に本社施設を売却した上で『グローバル・ネット・リース』と賃借契約を結び、今後家賃や経費を支払い続けることになるわけだ。

この件に関し、マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンはイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「私たちは不動産会社ではない。レーシングチームであり、自動車会社だ。このビルにはたくさんのお金が注ぎ込まれているが、我々のビジネスに投資したいと思ったときにそれが生産的利点とならないんだ」

かつてマクラーレンの最高権威の座にあったロン・デニスの主導のもと、建築家ノーマン・フォスターによって設計されたマクラーレン・テクノロジー・センターは元々「パラゴン(Paragon=手本・かがみ)」と呼ばれており、いくつもの賞を獲得したことでも知られている。

『グローバル・ネット・リース』の最高責任者であるジェームズ・ネルソンは次のように語っている。

「マクラーレンとの長期的なパートナーシップと、この取引がグローバル・ネット・リースにもたらすメリットを楽しみにしている」

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