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「スプリントレース」がF1チケット売り上げに貢献するとは思えないとエリック・ブーリエ

F1フランスGP運営組織においてマネジングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1が今季3レースで試験実施を計画しているスプリントレース方式予選にはあまり期待できないと考えているようだ。

F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、2021年に3つのグランプリでそのスプリントレース方式予選を試験的に運用することについてはもはや何の障害もないとイタリアの『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』に次のように語っている。

「あとは、F1委員会や世界評議会の正式なステップを待つだけだ。しかし、実現するよ」

「間違いなく、シルバーストン（第10戦イギリスGP／7月18日決勝）、モンツァ（第14戦イタリアGP／9月12日決勝）、そしてインテルラゴス（第20戦ブラジルGP／11月7日決勝）でそれを試すことになる」

だが、2014年から2018年シーズン途中までマクラーレンのレーシングディレクターを務めていたことでも知られるブーリエは次のように語った。

「F1で最も重要なのは観客なんだ」

「彼らは予選やスプリントレースがあるから見に来るわけではないと思う。それに対する好奇心が薄れてしまえば、スプリントレースがあるからと言ってプロモーターたちがチケットをもっとたくさん売ることができるかどうかは分からないよ」