スペインのF1アナウンサーによれば、フェルナンド・アロンソが2021年のアルピーヌF1マシンは「少し遅い」と語ったという。
現在スペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』でF1放送を担当しているアントニオ・ロバトは、今年3年ぶりにアルピーヌでF1復帰する地元の英雄アロンソについて『Marca(マルカ)』に次のように語った。
「最近の事故のことや年齢のことなど、いろんなことを言われているものの、アロンソは雄牛のようだよ」
「私はフェルナンドと少し話をしたんだ」
「彼は、すべて順調だったものの、クルマは少しばかり遅かったから予選Q3に進むのは難しいだろうと言っていたよ」
アロンソ本人も18日(木)に母国スペインのメディアに対して次のように語った。
「まだ努力が必要だし、クルマのことをもう少し理解する必要がある。ファクトリーで得たものをサーキットで発揮できるようにすることが必要だね」
「だけど、少しずつだけど、満足できているし、最初のレースを楽しむことができそうだ。パドックに戻ってこられたこと、そしてF1に復帰できたことを嬉しく思っているよ」
「23レースが盛り込まれたすごく壮大なカレンダーだけど、誰にとってもいい1年になるといいね」
1週間後に開幕を迎える2021年シーズンに向けてそう語ったアロンソは次のように付け加えた。
「面白いレースになることを願っているし、数か月のうちには観客がグランドスタンドに入ることが許されるといいね」