ウィリアムズF1チームが、2021年のF1シーズンを戦う新車『FW43B』を発表した。
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カラーリングは全体的に青と水色で塗られており、ノーズは白ベースで、アクセントにオレンジに近いイエローのラインが入っている。この新しいカラーリングは「過去のチームスピリット、現在の変革、そしてアメリカ拠点の投資会社ドリルトン・キャピタルの下で最初のフルシーズンに挑む将来への野心と意欲」を表しているという。
このカラーリングについて「ブルー、ホワイト、イエローのアクセントを組み合わせは1980年代と1990年代を旋風を巻き起こしたウィリアムズのマシンにインスピレーションを得ており、ドラマチックな新しいビジュアル・アイデンティティでレースを戦う」と述べている。
昨シーズン途中、創立者フランク・ウィリアムズがチームを投資会社ドリルトン・キャピタルへ売却し、ウィリアムズ家はF1から離れることとなった。新しいオーナーの下で初めてのフルシーズンを戦うウィリアムズ・チームは、昨年モデル『FW43』のアップデート版となる『FW43B』を発表したが、過去の栄光を取り戻すことを急いではいないという。
ウィリアムズ・レーシングのCEOにはヨースト・カピートが就任しており、ドライバーは今シーズンもジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィというラインナップで、ウィリアムズは新しい旅を始める。