NEXT...F1開催スケジュール

メルセデスがペレスを迎え入れたレッドブル・ホンダを警戒する“2つの理由”

2021年03月04日(木)17:56 pm

メルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフは、2つの理由で今季セルジオ・ペレスが加わったレッドブル・ホンダを警戒しているようだ。

最初の理由は、経験豊かなペレスがマックス・フェルスタッペンのチームメートを務めることで、2021年のレッドブル・ホンダがさらなる強敵となる可能性があることだ。

「彼ら(レッドブル)は我々と似たようなリソースを有しているし、非常に野心的なチームだ」

『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』にそう語ったヴォルフは次のように付け加えた。

「マックスというルイス・ハミルトンの足跡をたどろうとする若いドライバーがいる。そして今ではセルジオ・ペレスというコンストラクターズ選手権においてポイントを獲得できるドライバーもいる」

そして、ヴォルフがペレスを警戒するもうひとつの理由は、これまでずっとメルセデスエンジンで戦ってきたペレスがその経験を通じて得てきた知識をレッドブル・ホンダにもたらすことができると考えられることだ。

「セルジオはメルセデスのエンジンを何年にもわたって搭載しており、当然ながら、潜在的性能や使用できるさまざまなモードを知っている。彼がその情報をホンダに伝えるのは間違いないだろう」

「この段階でドライバーをチームに迎え入れても、全体的なパフォーマンス、あるいはエンジンの微調整方法が大きく変わることがないのは確かだ。それでも、彼はメルセデスエンジンがどのように機能するかを知っており、これはホンダにとっては興味深い情報になるだろう」

一方、最近メルセデスが今季のリザーブドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグを迎え入れることになりそうだとのうわさが流れていたが、どうやら近いうちにこの件が正式に発表されることになりそうだ。

ヴォルフはこの件について次のように語っている。

「問題は、いつそれを決断するかではなく、いつ発表するかだよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック