フェルナンド・アロンソが火曜日に行われる2021年のF1マシンの発表会を欠席することになったのは新型コロナウイルスによる渡航制限が理由だったようだ。
今年アルピーヌとチーム名が変わった古巣ルノーから3年ぶりにF1復帰するアロンソだが、2月11日(木)にスイスの自宅近くでロードバイクによるトレーニングを行っていた際に自動車事故に遭い、上顎を骨折するとともに2本の歯が折れる重傷を負ってしまった。
そのアロンソは2日(火)に予定されているアルピーヌの2021年型F1マシン発表イベントを欠席することが明らかとなっているが、その理由はまだきちんと会話ができるほどに顎が回復していないためではないかとのうわさもささやかれている。
しかし、39歳のアロンソはこのほどSNSを通じて、自分が新車発表イベントに参加できないのは現在住んでいるスイスからイギリスに渡ることが制限されているためだと明かした。
アロンソはその映像の中ではっきりとした口調で次のように語っている。
「現在のスイスとイギリスの間の制限によって旅行するのが少し難しい状況になっているんだ」
「でも、いずれにしても僕もみんなと同じように(新車発表を)フォローするつもりだから、実際にそこに僕がいなくても問題はないよ。みんなにマシンや新しいカラーリングを見せるのが待ちきれない思いだし、僕も新しいレーシングスーツを着てみたところさ」
そう語ったアロンソはサムアップしながら次のように締めくくっている。
「本当にワクワクしているよ。それではまた近いうちに」