レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、2021年型レッドブル・ホンダF1マシンには大きな秘密があるのではないかとのうわさを否定した。
レッドブルは2月23日(火)に2021年仕様F1マシンの画像をオンラインで公開。その後マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがイギリスのシルバーストンで新車のシェイクダウンを行ったことが明らかとなっている。
だが、実際に紹介された画像は2021年型マシンではなく2019年仕様マシンで走行したときのものだった。
これにより、レッドブル・ホンダ2021年仕様マシンであるRB16Bには何か大きな工夫が施されており、チームがその秘密を守るために意図的に画像を公開していないのではないかとのうわさがささやかれている。
だが、この件に関してマルコは『f1-insider.com』に次のように語った。
「写真を撮るには時間がちょっと短すぎたんだ」
「我々にとっては写真を撮ることより走らせることの方が重要だったからね。クルマには謎めいたことなど何もないよ。6輪でもなければ後ろにプロペラも付いていない」
ジョークを交えながらそう語ったマルコは次のように付け加えている。
「目標は最初からすぐに勝利を目指して戦えるようにすることだ。バーレーンで行われる最初のテスト(12~14日)では、最初のレースで使用する予定のパーツを全て使うつもりだよ」