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【レッドブル・ホンダ】フェルスタッペンもペレスもスプリントレース導入には反対

レッドブル・ホンダの2人のドライバーたちは“スプリントレース”の試験導入などは必要ないと考えているようだ。

F1では2021年シーズン中に3つのグランプリにおいてスプリントレースを試験的に実施する計画を進めている。

伝えられるところによれば、それらのレースでは金曜日に翌日の土曜日に行われるスプリントレースのスターティンググリッドを決める予選が行われる。そしてそのスプリントレースの結果で日曜日に行われる通常の決勝レースのスターティンググリッドを決めることになるという。そしてスプリントレースにも一定のポイントが付与されることになるようだ。

だが、2021年のF1チャンピオン候補の1人でもあるマックス・フェルスタッペンは「レースが増えるのはいいことばかりではないよ」と語り、次のように続けた。

「僕は1時間半のレースがひとつ行われる現在の形の方が好きだね」

「一番重要なのはサーキット上で戦うことができるいいマシンを持つことだし、そうすればもっと多くのチームが勝利のために戦えることになる。そうなればスプリントレースなど必要ないよ」

「僕は見せ場を増やそうとしてあらゆることを混乱させるべきではないと思う」

さらに、今年フェルスタッペンの新たなチームメートを務めるセルジオ・ペレスも同じ考えのようだ。

「それは綱渡りのようなものだ。通常のやり方から逸脱しすぎないように注意すべきだね」

今年F1生活11年目を迎えるペレスはそう語ると次のように付け加えた。

「僕にとって一番大切なことは、F1のDNAが失われないことだよ」