2021年にピンクのカラーリングを施すことになるF1マシンはハースではなくウィリアムズだと報じられている。
今週、ドイツの『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』が、昨年までレーシングポイントのタイトルスポンサーを務めていたオーストリアの水処理会社『BWT』が今年はハースのタイトルスポンサーを務めることになりそうだと報じていた。
だが、その後ドイツのテレビ局『RTL』が、その報道は「間違い」だと次のように報じた。
「我々の情報によれば、BWTはアメリカンチームであるハースのスポンサーにはならない」
さらに、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』も、BWTは当初今年からアルピーヌと名称が変わるルノーのワークスF1チームと組むことを目指していたものの、この交渉は決裂したと報道。そして、今ではウィリアムズとの合意まであとわずかのところまで来ていると次のように付け加えている。
「交渉はかなり進んだ段階に来ており、終わりに近づいている」
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、アルピーヌとの交渉が決裂した理由は、BWTが昨年までのレーシングポイントと同じように自分たちのイメージカラーであるピンクを全面的に使用したカラーリングとすることをチームに強く要求したためだったという。