NEXT...F1開催スケジュール

「ピエール・ガスリーにはレッドブル復帰のチャンスがある」とアルファタウリのボス

2021年02月18日(木)18:07 pm

アルファタウリを率いるフランツ・トスト(チーム代表)が、ピエール・ガスリーにはトップチームのレッドブルに復帰するチャンスが生まれるだろうと語った。

2018年にレッドブルのセカンドチームであるトロロッソで初のF1フルシーズンを戦ったガスリーは、ダニエル・リカルド(現マクラーレン)がルノーへの移籍を決めたことから翌2019年にはその後任としてレッドブルに昇格。

だが、ガスリーはレッドブルのF1マシンにうまく馴染めず、チームメートのマックス・フェルスタッペンに大きく離されてしまい、シーズン後半にはアレクサンダー・アルボンと入れ替えに再びトロロッソに降格されていた。

だが、トロロッソがアルファタウリとチーム名を変えた2020年にはガスリーの調子も上がり、波乱の展開となった第8戦イタリアGPではうまくチャンスをものにしてF1キャリア初優勝を果たす活躍を見せた。

トストは、今年もチャンスさえあればガスリーがまた優勝することも不可能ではないとイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「もちろん、昨年のようにまた勝利できることを期待しているよ。我々は常にそれを目指しているわけだからね」

「だが、普通のコンディションにおいてはそれが不可能なことであることも分かっている。(2020年の)モンツァでの我々のクルマは速かったし、ガスリーはミスを犯さずパーフェクトなドライビングを見せた。だが、ハミルトン(メルセデス)のペナルティーが我々にとっては非常にラッキーだったよ」

トストは、ガスリーがさらに勝利を目指すためには、今のところはアルファタウリでパフォーマンスを発揮し続けることが重要だと考えている。

「私は、彼はここにいることに満足していると思っている。彼はこのチームを愛しているし、我々も彼を愛している」

「だが、もしピエールが今シーズンも2020年にやってみせたようなレースを続ければ、間違いなく彼にはまたレッドブルもしくは戦闘力のあるほかのチームに行くチャンスが生まれるだろう」

そう述べたトストは次のように締めくくっている。

「彼には成功するために必要なものがすべて揃っているよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック