NEXT...F1開催スケジュール

リオデジャネイロでのF1開催計画が白紙に

2021年02月03日(水)5:16 am

ブラジルのリオデジャネイロでのF1グランプリ開催計画が頓挫してしまったようだ。

昨年、元F1最高経営責任者(CEO)のチェイス・キャリーがリオデジャネイロ近郊のデオドロ地域でF1グランプリを開催することに関して地元のレース主催者と原則的に合意したことが明らかとなり、ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領もF1レース実現の可能性は「99パーセント」だと語っていた。

しかし、このプロジェクトにより計画されていた新サーキットの建設がカンボアタの森林地帯の生態系に影響を及ぼす可能性が指摘されたことで、その実現が危ぶまれていた。

そしてこのほどリオデジャネイロのエドゥアルド・パエス市長が州の環境当局にサーキット建設許可を得るためのプロセスを停止するよう指示を出したことが明らかとなった。

パエス市長は次のように語っている。

「我々は緑地を破壊するのではなく、緑地を復元することについて話をしなければならない」

また、リオデジャネイロの環境担当責任者であるエドゥアルド・カヴァリエールも次のように付け加えている。

「リオは持続可能な未来のために戦っているところだ」

「カンボアタの森がリオの国際レースサーキットに置き換えられてはならない。 エドゥアルド・パエス市長のリーダーシップの下、我々は建設許可プロセスを正式に撤回した」

ブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』は、パエス市長がF1サーキットの代替地を検討していると報じている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック