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「正式に日程延期を申請している」とF1中国GP主催者

2021年01月11日(月)17:33 pm

F1中国GPの主催者が、2021年F1カレンダーに予定されている日程でグランプリを開催できる可能性は「非常に低い」と認めた。

2020年は新型コロナウイルスのパンデミックにより大幅なカレンダー修正を余儀なくされたF1だが、今年も計画通りにF1シーズンをスタートさせるのが困難な状況となっている。

伝えられるところによれば3月21日に決勝が予定されている開幕戦オーストラリアGPの開催はほぼ絶望だと考えられており、実際の開幕戦は第2戦として予定されているバーレーン(3月28日決勝)になるだろうと言われている。

そして、続く第3戦として上海で4月11日に決勝レースが組まれている中国GPも予定通りに開催できる見込みはなさそうだ。

上海でのレースを主催する『Juss Event』のゼネラルマネジャーを務めるYibin Yang氏は現状について次のように語った。

「我々はF1指導者たちとほぼ毎週テレビ会議で連絡を取り合っている」

「今年前半の4月にレースを開催できる見込みは非常に小さい。我々はシーズン後半に延期することを望んでおり、正式にその要請を行っている」

「だが、もしも国際的なイベントが全て今年後半に延期されるようなことになれば、この街(上海)でレースを開催できるチャンスは大きくはないだろう」

「こういう活動には多くの地域資源の関与が求められるが、こうした資源が不足するだろうし、商業的にも見合わないものとなってしまうだろう」

スイスの『Blick(ブリック)』によれば、F1首脳部はサーキットへ赴くF1関係者たちにワクチンを接種させる計画に取り組んでいるという。

こうした中、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、少なくともバーレーンで2021年のF1開幕戦を行うことに関しては問題ないだろうと次のように語っている。

「バーレーンGPは開催できると思うよ。彼らは昨年素晴らしい仕事をしたし、あそこに行った時には非常に安全だと感じることができたからね」

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