メルセデスAMGペトロナスF1チームは、トト・ヴォルフとチーム・プリンシパル兼CEOとして新たに3年契約を締結したと発表した。
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同時に、メルセデスが資本比率を60%から下げ、トト・ヴォルフは30%から増やした。また、新たにチーム・パートナーのイネオス(INEOS)がチームの3分の1の株式を取得し、メルセデスとトト・ヴォルフと3等分の同比率の株主になることも合わせて発表された。
トト・ヴォルフは、新たな株主構造の下で、さらに3年間、チーム・プリンシパル兼CEOとして会社とレーシングチームを率いる。そして彼が正しいと判断した時には、組織変更をする機会があるという。
このニュースは、まだ来季の契約を締結していないルイス・ハミルトン(メルセデス)にとっては好都合だろう。メルセデスはハミルトンとともに7年連続コンストラクターズ・ランキング1位を獲得している。
ハミルトンは「クリスマス前には契約を結ぶ」としているが、ヴォルフはクリスマスより遅くなる可能性が高いと考えており、少なくとも来季オフシーズンテスト前までには成立しているだろうとしている。