レッドブルとアルファタウリのドライバープログラム責任者として知られるヘルムート・マルコが、角田裕毅には数年前から注目していたと語った。
レッドブルのセカンドチームであるアルファタウリは16日(水)に20歳の日本人ドライバーである角田をダニール・クビアトの後任として2021年にF1デビューさせることを正式発表した。
これを受け、マルコは2020年に初参戦したF2選手権をランキング3位で終えた角田について次のように語った。
「角田のスピードは信じられないほど素晴らしい」
「私から見れば、F2で最強だったのは彼だ」
「彼に起きた多くの(マシン)不具合さえなければ、彼が大差でチャンピオンになっていただろう」
マルコは実際のところ2018年にトロロッソ(現アルファタウリ)がホンダと手を組んだ頃からすでに角田に目をつけていたことを明らかにしている。
「ホンダとの協力関係が始まったとき、我々に日本人ドライバーが必要となったのは確かだ」
そう語ったマルコは次のように付け加えた。
「彼をテストのためにヨーロッパに連れてきたとき、すぐにこれこそ我々が必要としているタイプのドライバーだと理解したよ」