最終戦となるF1第17戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)予選、ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。自身3回目、今季初ポールポジションを最終戦で獲った。
ホンダF1は予選を次のように振り返った。
■ホンダF1:予選レポート
今日のアブダビGP予選では、最後のアタックで素晴らしい走りをみせたアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。2020シーズンの最終戦は、Honda PU搭載のマシンがポールポジションからレースをスタートすることになりました。
■期待高まるQ1
FP3ではレッドブル・レーシングの2台がトップ2を独占。期待が高まる中で始まった予選Q1は、レッドブル・レーシングのフェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、そしてスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアト、ピエール・ガスリーのHonda PU搭載全4台がQ2に進みました。
■決勝のスタートタイヤが決まるQ2
決勝のスタートタイヤが決まるQ2では、レッドブル・レーシングの2台がミディアムタイヤを装着しアタックしました。Q2突破を叶えたフェルスタッペンは、明日のレースをミディアムタイヤからスタートすることになります。
アルボンは最終コーナー直前でトラックリミット超過の判定が下され、ミディアムタイヤでのベストタイムが抹消となってしまいました。そのため最後のアタックにはソフトタイヤに履き替え、無事にQ3への進出を決めました。
クビアトとガスリーもQ2で素晴らしいアタックをし、両車ともソフトタイヤでのベストラップでトップ10を決めるQ3への進出を叶えました。
■フェルスタッペン、0.025秒差でポールポジション獲得
Honda PU搭載の4台全車がアタックすることになったQ3は、最後まで目が離せないセッションとなりました。メルセデスのマシンが最初にファイナルアタックを終えると、最初のアタックラップを終えたレッドブル・レーシングの2台が4番手以内をマーク。
その後全てのセクターをうまく繋ぎ見事な走りをみせたフェルスタッペンが、0.025秒差でポールポジションを獲得しました。
ファイナルアタックでタイムアップすることができませんでしたが、アルボンは5番グリッドを獲得しました。
そして、その背後の7番グリッドにはクビアトが続きました。10番手となったガスリーですが、ルクレール(フェラーリ)に3グリッド降格のペナルティーが課されるため、1つポジションをあげて9番グリッドからのスタートとなります。
明日のレースでは、シーズンの締めくくりとなる一戦をいい位置でのポイント獲得で締めくくれられるよう、チームと一丸になって全力で臨みます。
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