最終戦となるF1第17戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)の初日を終え、ホンダF1は次のように振り返った。
●【FP2結果】F1第17戦アブダビGP フリー走行2回目のタイム差、周回数
■ホンダF1:初日レポート
F1 2020年シーズン最後のレースウイークの金曜日。Honda PU搭載のアストンマーティン・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームは、開催となったヤス・マリーナ・サーキットで初日から力強さを見せました。
日が高い時間に行われたFP1では、アストンマーティン・レッドブルのマックス・フェルスタッペンがソフトタイヤでトップタイムをマークしました。
同じくソフトタイヤで走行していたアストンマーティン・レッドブルのアレクサンダー・アルボンはターン12でスピンなどもありましたが、4番手となりました。
ミディアムコンパウンドでの走行に集中したスクーデリア・アルファタウリの2台は、ダニール・クビアトが8番手、ピエール・ガスリーが9番手と両マシンがわずか0.01秒差で10番手以内のタイムをマークしました。
日曜日のレース開始時間と同時刻に行われたFP2では、ベストラップがトラックリミットを出たことににより抹消となってしまいましたが、フェルスタッペンが3番手タイムをマーク。
またセッション序盤に同様の理由でタイム抹消となったアルボンは4番手となり、FP2もセッション上位をマークする走りを見せました。
中団の僅差の争いを象徴するかのように、スクーデリア・アルファタウリの2台はクビアトがトップ5からわずか0.15秒差で11番手、ガスリーは13番手となりました。
レースシミュレーションを行っていたFP2終盤、ライコネン(アルファロメオ)の火災事故で赤旗となりましたが、その前に2台ともレースウイークの準備に向けて十分なマイレージを走ることができました。