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【ホンダF1】ポイント獲得をかけた息もつかせぬ展開/F1サヒールGP決勝レース

2020年12月07日(月)19:35 pm

F1第16戦サヒールGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)決勝レースを終え、ホンダF1が次のように振り返った。

●【決勝レース結果】F1第16戦サヒールGP タイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:決勝レースレポート

F1サヒールGPの決勝は、Hondaパワーユニット勢にとってはフラストレーションの溜まる展開となり、アストンマーティン・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに、ポイント獲得をかけた厳しい戦いを強いられました。

外周コースでの初開催となった今大会ですが、周回数はF1史上最多の87周。ラップタイムは1分を切り、息もつかせぬ展開となりましたが、両チームにとっては運に振り回される結果となりました。

■フェルスタッペン、1周目でリタイア

3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ミディアムタイヤを履いたメルセデス勢に対して、ソフトタイヤでいいスタートを切れるアドバンテージがありました。

フェルスタッペンは好スタートを決めたものの、ターン1で行き場をなくして3番手にとどまります。ターン4へ向かうまでにセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に追いつかれ、接触を避けるために早めにブレーキング。しかし、イン側にいたシャルル・ルクレールはペースを緩めずにペレスにヒットし、回避行動をとったフェルスタッペンはアウト側にコースアウトすると、そのままウォールにヒットしてリタイアとなってしまいます。

■ショートコースで目まぐるしい展開

6番グリッドのダニール・クビアトと、9番グリッドのピエール・ガスリーも、ともにソフトタイヤでスタート。オープニングラップのインシデントには巻き込まれず、それぞれ5番手と7番手に順位を上げます。ミディアムタイヤを選択したアレクサンダー・アルボンは、12番手をキープしました。

セーフティカーが解除されると、コース上はDRSトレイン状態となり、オーバーテイクは難しい状況に。クビアトは27周目にピットインしてミディアムタイヤに履き替えると、前方にいたダニエル・リカルド(ルノー)に対するアンダーカットを成功させ、ポジションを逆転します。一方、その1周後にピットインしたガスリーは、逆に差を広げられる形となりました。

アルボンはミディアムタイヤでのロングスティントを走行した後、ハードタイヤに交換して1ストップ作戦に挑みます。しかし、ジャック・エイトケン(ウイリアムズ)のクラッシュによって再びセーフティカーが出動し、このタイミングでレッドブル・レーシングは、レース終盤のバトルに向けてソフトタイヤへの交換を決断します。

レース再開後、1ストップ作戦を採ったドライバーたちがポジションを上げ、またもやDRSトレインが形成されます。これにより、アルボンはリカルドの後方6番手でチェッカーフラッグを受けました。

クビアトは、53周目に2度目のピットストップを行い、ハードタイヤに交換。この直後にバーチャルセーフティカーが導入されたことでポジション回復ができず、7位でフィニッシュ。51周目にピットインしたガスリーも同様で、11位まで順位を落としてレースを終えました。

次戦は1週間後のアブダビGP。いよいよ今シーズンの最終戦となります。

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