九死に一生を得たロマン・グロージャン(ハース)は、先週の日曜日の恐ろしいクラッシュのすべてのリプレイ映像を流したF1の決定に「反対していない」と述べた。
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■リカルドは批判
ダニエル・リカルド(ルノー)は、F1が恐ろしい事故の放送をしたことについての批判し、F1は「ハリウッド」のように見世物にしたと非難していた。
「ロマン(グロージャン)の妻マリオンにたまたま会ったんだけど、彼女はリプレイ映像を非難した僕のコメントに感謝してくれたよ。それで十分だ」とリカルドは金曜日にバーレーンで語った。
■グロージャンはオンボード映像も見たい
しかし、グロージャン自身は、F1がクラッシュのリプレイ映像を様々なアングルから放送したことに反対していないと言い、さらにオンボード映像も放送されても構わないと言う。
「オンボードの録画は見たことがないけど、僕は見たいよ。いつだって何かを学ぶことができるんだから」とバーレーンに痛々しい姿で現れたグロージャンは語った。また、今週末はピエトロ・フィッティパルディが代わりにドライブするがそのことについて次のようにコメントした。
「こうした瞬間にドライバーがどのように振る舞うかから学ぶことができるよね」
「もちろん、一部のドライバーがリプレイ映像に苦悩した理由は理解できるよ。たとえば、ケビン(マグヌッセン)は、僕が立ち上がっていても、内傷を負ったのではないかと心配していたようにね」
「今でもあの事故はクレイジーに見える。もし僕がテレビで見ていたら、(クラッシュした)彼は死んだと思っていただろうね。だけど、テレビ映像は人々が事実を理解するのに役立つんだ。何が起こったのか、そしてそれは単なる夢ではなかったことをちゃんと理解するためにね」
「誰かが火の中にいるとしても、恐ろしい事故から生き残れたことを確認できたのは良いことだよ。」
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